女性用かつら最新情報

女性用かつらの購入を考えている人にとって一番の心配は見た目に不自然ではないか？かつらをつけているのが周りの人にばれるのではないか？だと思います。確かにひと昔前の女性用かつらは、つけているのがわかってしまうような粗悪品が多かったですね。かつらメーカーが需要が多い男性用かつらを販売の中心に考えていたからです。しかし、女性の薄毛人工の増加で、かつらメーカーも女性用かつらの研究、開発に力を入れてきました。テレビや新聞、雑誌でも女性用かつらや女性の育毛剤の広告を頻繁に目にするようになりましたよね。それだけ需要があるということです。

かつらメーカーといえばアデランスやアートネイチャーが有名ですが、ヘアコンタクトでシェアを伸ばしているプロピアや、編み込み式のかつらを販売しているスヴェンソンなども人気があります。その他にも知名度は低いのですが、良い女性用かつらを販売している会社もいくつかあります。最近の女性用かつらは見た目にもとても自然で違和感がありません。オーダーメイドの女性用かつらなら、自分の髪質や色と同じものをつくることができます。パーマをかけたり、毛染めをすることもできます。また、特殊素材のベースを使うことでとても軽くできているのでつけていることを忘れてしまうくらいです。

部分かつらと全かつら

薄毛や抜け毛で女性用かつらを選ぶときは、薄毛の部分だけをカバーする部分かつらを購入する方が多いと思います。しかし、円形脱毛症などの病気でかつらを購入するときは、全かつらの方が良い場合があります。円形脱毛症は、タイプや進行状況によって広がっていくことがあります。脱毛が一箇所だけでなく複数個所あらわれることもあるので、部分かつらではカバーしきれなくなってしまうのです。がんなどの病気でかつらを購入する場合、医療用かつらも選択肢のひとつにはいります。ただし、医療用かつらといっても医療器具として承認されているわけではなく、医療控除の対象にもなっていません。通常のかつらと何らかわりがないのです。

医療用かつら専門のメーカーでは、全かつらを主に販売しています。そのためいろいろなスタイルの全かつらがあるので、自分の好みのスタイルを見つけることができるでしょう。女性用全かつらを購入する場合の注意点ですが、部分かつらと違い頭全体を覆うので、通気性がよい商品を選ぶようにしてください。また、あまりボリュームがありすぎても不自然に見えます。特に分け目の部分にボリュームがありすぎるとかつらだとばれてしまうことがあります。

女性用医療かつら(全かつら)をつけるときには、専用のネットを被りましょう。ネットを被ることでかつらがずれたり、とれたりすることをある程度防止することができます。女性用医療かつら(全かつら)は、もみあげと襟足部分が浮いてしまうことがよくあります。つけている本人は気づかないことが多いので、外出時には注意が必要です。また、女性用かつらだけでなく、かつらをつけている場合にいえることなのですが、頭をぶつけたり、木の枝などにかつらが引っかかると、かつらがとれてしまったり、ずれてしまうことがあるので気をつけてください。

女性用かつらのお手入れ

女性用かつらの寿命は一般的に1年～2年といわれています。女性用かつらは、けっして安い買い物ではないので、できるだけ寿命を延ばしたいですよね。そこで女性用かつらの正しいお手入れ方法を説明したいと思います。かつらも自毛と同じよう汚れたり、ほこりがついたりするためシャンプーが必要になります。スプレーや整髪料をつけている場合は別ですが、かつらは毎日洗う必要はありません。週1回～2回のペースで洗ってあげましょう。

女性用かつらは、男性用かつらに比べて髪が長いのでからんだりほこりがつきやすくなります。そのためシャンプー前に軽くブラッシングをしましょう。容器にぬるま湯又は水をいれシャンプーを溶かします。そこにかつらを入れからまないようにしながら軽くブラッシングをします。手でごしごしこすると毛がもつれたり、切れたりするので絶対してはいけません。洗った後はシャンプーが残らないように水でよく洗い流します。容器にぬるま湯又は水をいれリンスをよく溶かします。そこにかつらを数分間浸したあと、リンスが残らないように水でよく洗いながします。

洗い終わったかつらは乾いたタオルでたたくようにして水分をとります。このときタオルでこすらないようにしてください。水分がとれたらドライヤーの冷風で乾かして完了です。冷風で乾かしているときにブラシである程度髪型を整えておくとつけてからセットが楽になります。女性用かつらはからまったり、もつれたりすることが多く、抜け毛や切れ毛の原因になります。普段からのブラッシングや正しいシャンプーを行うことで女性用かつらの寿命を延ばすことができるのです。